正しい生き方

正しく生きるという考えは特に伝統宗教では重要視されていまして、正しく生きるための道標にならなかったら一体何のための宗教なのか、と一般的に多くの人が考えていると思います。ところがよく考えてみますと、私たち全員が基本的に「自分は正しい」と思って生きており、正しいと思っている中身が何であれ、人生はおおむねその通りに展開する傾向がございます。「すべてあなたが正しい」というのが現実であり、だからこそ問題なのです。正しいのと幸せは別物だからです。そこで私などはスピリチュアルな情報を参考にしようと考えるわけですが、誰の影響でどういう生き方をしようが、結果に対して責任を取ってくれる人は誰もいないということは、厳重に気をつけるべき点だと思うんです。一人一人がよく考えて生き方を決めなければなりません。というわけでスピリチュアルな情報に触れる際に常に念頭に置くべきポイントをおさらいしますと

  1. 何が言いたいのか
  2. 最終目的は何なのか
  3. 具体的な方法はあるのか
  4. 言っている本人がその通りの生き方をしているか

の四点になります。もちろん私の話も含めて、そんなような着眼点を踏まえた上で批判的に聞くようにしますと、理想を言えば間違いはだいぶ減るんじゃなかろうかと思います。この話はこれからもしつこいくらい繰り返すことになるかも知れません。