スピリチュアリティというのは日常会話に出て来るようなものではなく、特殊な領域というような認識が一般的だと思います。確かに普通の意味での人生相談というのはスピリチュアルとは違います。しかし、人生相談を受け付けないスピリチュアルというのも今となっては違うと言えるんでございます。みなさんも知っての通り、人生には様々なトラブルが起こります。それゆえ、そのトラブルにどう対処して行くのか、具体的な心のあり方というのが、実際にはスピリチュアリティの肝であると言って間違いないでしょう。これまで人生の全域に対して具体的な対処方法を指導できるのが最良の先生だったし、これからもそうです。そのために必要な知識は並大抵のものではないですし、だからこそ普通の人生相談とは一味違う答えであるとか方法を指し示すことが出来るものだと思います。ここで気を付けたいのは、私たちの側でスピリチュアルに対して色眼鏡を掛けていると、覚者さんからのアドバイスを「何だか俗っぽく聞こえる」という理由で排除してしまう可能性があるということです。高尚に聞こえるのであれ俗っぽく聞こえるのであれ、私たちを成長させてくれる教えかどうかはやってみないと分かりません。そこが難しいと言えば難しいところですが、面白いと思ってやるのが一番だと思います。