願望実現についての教えは本来のスピリチュアリティには含まれているものでして、その鍵は「受け入れる」ことであると言われます。言葉にすればこの上なくシンプルなんですが、そのの意味が分からないからみんな苦労するのではないでしょうか。そのコツさえ掴めれば、言ってしまえば何もかも思い通りに実現できるはずです。が、みなさんも知っての通りそういう人は実在しないと言っていいような状況です。結果が出ないということは受け入れていないからだとするならば、どうすれば受け入れられるのかが問題です。まず、「私はナニナニを受け入れます」と口に出して言うとか紙に書くというのが、誰でも最初に思い付く方法ではないでしょうか。それでダメなら、神社仏閣に詣でてお願いをします。家相やラッキーアイテムが役に立つかも知れません。それでもダメなら、自分が欲しいものを既に持っている誰かから奪い取るための戦略を立てます。結局、お金がすべてだという結論に到達するかも知れません。いわゆる顕在意識の思いの力で願望を実現しようとしたら、こんな風に邪道に入り易いと言えるでしょう。いろんな方法があるんでしょうが、昔からそれで結果が出る人もいるからあるわけです。「形から入る」方法と言えるわけですが、そこから先は二通りに分かれます。一つは、真似しているうちにだんだん自分のものになり、最後は本物になるパターン。もう一つは、詐欺や泥棒のようにいつまで経っても自分のものにならないパターンです。詰まるところ、微妙な態度の違いが大きな差になると言えます。受け入れるか受け入れないかというのは態度の違いです。自分が実際どんな音を出しているのか知らないといけませんが、そのためにはいわゆる潜在意識まで掘り下げる必要があるかも知れません。結果が出ないということは、往往にして顕在意識と潜在意識が食い違っているからなのです。